The Merchant of Venice

“If music be the food of love, play on!”

「もし音楽が恋の糧となるならば、つづけておくれ」

「十二夜」はシェイクスピアの中でも特に人気が高く、シェイクスピア喜劇の最高傑作という声も多くきかれます。
恋の三角関係を中心に見所多い作品であり、セリフの美しい響きや、シェイクスピアならではの言葉遊びを堪能できる作品です。

この劇は、悲哀と滑稽、理知と不条理、詩情と皮肉のバランスが良くとれており、単純に笑いという喜劇以上に、様々な楽しみ方が可能な作品でもあります。ポール・ステッビングズ監督による、喜劇の中に人間の真実味を見せるITCL流「十二夜」をお楽しみください。

ITCL第44回日本ツアー作品「十二夜」

公演作品 ウィリアム・シェイクスピア原作『十二夜』
脚色・演出 ポール・ステッビングズ
音楽 ジョン・ケニー
キャスト レイチェル・ミドル
ジャンポール・フルゲール
ガレス・フォードレッド
ジョンポール・ローデン
グリン・コノップ
シェービン・ダッシュ
アリステア・ホイル
Feste役マイケル・アームストロングよりジョンポール・ローデンにキャスト変更となりました。(2017/3/28)
公演時間 約2時間30分(インターバルあり)
一般公演 2017年5月12日(金)武蔵野公会堂 開場18:15 開演18:45 (全自由席)
言語 英語(日本語字幕あり)
主催

プラヤ株式会社

PRAIA

後援 ブリティッシュ・カウンシル

こちらより、本公演のポスターデザインおよびフライヤーがPDFにてダウンロード頂けます。

さあ、芝居を聞こう!

「ITCLシェイクスピア劇の楽しみ方は?」と聞かれたら、私は「芝居を聞こう!」“We’ll hear a play, tomorrow.” (Hamlet Ⅱ-2)というシェイクスピアのセリフを引用してお答えします。「私は英語が苦手だから・・・」と言って敬遠してはもったいない!だって、私たち日本人だって、歌舞伎のセリフを全て理解できなくても、心地よい七五調のセリフを楽しんでいるではありませんか。それと同様に、ITCLのシェイクスピア劇も、まずは聞いて楽しみましょう。全てのセリフを理解できなくても大丈夫。あなた自身の想像力を信じてください。そして、日本語では決して味わうことができない、本物のシェイクスピアの世界を楽しみましょう!

日本シェイクスピア協会会員
又木克昌


東京公演【字幕】

※原語(英語)上演、日本語字幕表示あり

武蔵野公会堂

武蔵野公会堂
2017年5月12日(金)武蔵野公会堂 開場18:15 開演18:45

東京都武蔵野市吉祥寺南町1丁目6-22
JR「吉祥寺駅」より徒歩2分

全国の教育機関にて主催・公演を行っています。
大学・高校での主催公演情報はこちら

チケット情報

チケット 各種プレイガイド(チケットぴあ、イー+、Confetiカンフェティ)、ITCL事務局にて2月1日(水)より販売開始

金額

大人 ¥5,000 学生 ¥2,500 大人ペア¥9,000

注記 ・学生チケットは受付にて要証明書提示
・大人ペアチケットはITCL事務局での、直接申込のみ取り扱い。事務局にご連絡ください
お問い合わせ

ITCL事務局 票券担当:しむじゃっく
TEL:050-7122-4785 (受付時間 10:00-22:00)
MAIL:info@symjack.com
※チケット購入後のお問い合わせもこちらに、よろしくお願い致します。


あらすじ

イリリアの公爵オーシーノは、伯爵令嬢オリヴィアに思いを寄せている。 しかし、兄を亡くした悲しみに暮れるオリヴィアはそんなオーシーノの求愛をひたすら拒み続けていた。

そんなある日のこと、嵐の過ぎ去ったばかりのイリリアの海岸に、うら若き女性・ヴィオラが打ち上げられる。乗っていた船が難破し、同じ船に乗っていた瓜二つの双子の兄・セバスチャンも行方知れずとなり途方に暮れるヴィオラ。しかし、船長のはからいで男装しセザーリオと名乗り、やがてオーシーノ公爵に仕えることとなる。

セザーリオがすっかり気に入ってしまった侯爵は、頑ななオリヴィアの心を自分に向かせるよう彼女のもとへセザーリオを遣わす。じつはオーシーノを密かに愛していたヴィオラにとって、これはあまりにも辛い役目だが男の姿をしている以上、自らの思いを告げることもできない。仕方なくオリヴィアのもとへ向かい、美しい詩とともに侯爵の熱い心のうちを伝える。
たちまちセザーリオに心を奪われてしまうオリヴィア。

なんとオリヴィアは、オーシーノではなく、セザーリオに恋してしまったのだ。
かくしてオーシーノはオリヴィアを、オリヴィアはセザーリオを、そしてセザーリオ(ヴィオラ)はオーシーノに思いを寄せるという、完全な恋の三角関係に。

さて、オリヴィアの屋敷には、叔父のトゥビーと、遊び仲間のアンドルーが居候しており、道化フェステとともに毎日飲めや歌えの馬鹿騒ぎをしていた。
そんな彼等を日頃目の敵にしている生真面目な執事のマルヴォーリオ。
ある夜、トゥビーたちが、侍女のマライアも交えて、いい気分で羽目をはずしていると突然マルヴォーリオが現れ、厳しい叱責のことばを残し、去ってゆく。
楽しい時間をぶち壊しにされ腹の虫が治まらないトゥビー達はなんとか仕返しをしてやろうと息巻く。
そんな中、マライアが素晴らしい復讐の妙案を思いつく。

オリヴィアに愛を告白されるものの、冷たく返すしかないセザーリオ。そんな二人のやり取りを見ていたアンドルーは実は兼ねてからオリヴィアに好意を抱いていた。
そのことを知るトゥビーはそんな彼をけしかけ、アンドルーはセザーリオに決闘を申し込む。

さてそんな中、ヴァイオラと生き別れになったかと思われた兄のセバスチャンは、船長のアントーニオに救われ、イリリアにやって来ていた。
街を見物中、ひょんなきっかけで出会ったオリヴィアにたちまち心を奪われ、なんと結婚の約束をかわしてしまうセバスチャンだが…。

それぞれに交差するロマンス、決闘の行方は?そして、生き別れとなっていた兄妹の運命は…?


演出家Paul Stebbingsによる「十二夜」作品解説

本作品は、シェイクスピアによる喜劇の最高傑作です。シェイクスピア自身、本作品後、事実上、純粋な喜劇を書くことをやめたことを認めています。シェイクスピアは、喜劇の形式を極め、喜劇というのは、人間の条件を忠実に、悲劇的に反映した混沌であるとの論理的な結論に達したのです。本作品は、古典的喜劇は言うまでもなく、シェイクスピアの喜劇の7つのルールでさえも破っています。つまり、中心的な登場人物は、一人ではなく、多くの登場人物が重複しているのです。純粋なハッピーエンディングではありません。中心人物同士は結婚し結ばれまずが、ヴァイオラが女性として登場することはなく、結婚式の場面もありません。何よりも、フィナーレは、マルヴォリオの復讐への叫びと、フェステの長い悲しみの歌で終わります。歌、ましては深い物悲しい歌で終わる悲劇は十二夜くらいのものでしょう。

この魅力的な作品の中心にあるものは何でしょう?それは愛です。シェイクスピアは、愛という非常に強力な感情の、大変個人的な、ほとんど革命的な見解を提示しています。つまり、愛は、私達の内にあり、愛情の対象を模索しており、その対象は、性別、社会的地位、年齢に関わらず、誰でもありえるということです。愛は満たされるべきものであり、オリビアが示すとおり、『伝染病のような』ものなのです。愛の力により人生を切り開くためには、危険にも関わらず、前向きであるべきとシェイクスピアは訴えています。オリヴィア、セバスチャン、アントニオ、ヴァイオラは、愛情の対象に会うとすぐに恋に落ちます。オーシーノは、彼の愛情の対象は、オリヴィアへの執着にも関わらず、直ぐに移り変わることに気が付きます。トビー卿でさえも、社会的地位が下である給仕であるマリアと結婚します。マルヴォリオは例外です。彼はある種の愛に夢中になりますが、観客は、その腐敗した愛を通して、シェイクスピアにより、愛に地位は関係なく、人物の問題であり、そして、愛とは、隠しごとがなく、与えるものであるとの忠告を突きつけられます。マルヴォリオは、素晴らしい、喜劇的存在であり、虚栄で、自己中心的なピューリタンです。彼自身が最も忌み嫌う様々な表現や情熱に陥ってしまいます。多くの十二夜の演出において、マルヴォリオは、よぼよぼで、横柄な執事、まぬけで、危険性がない人物として描かれています。しかし、シェイクスピアは、彼を作品で少なくとも3回、ピューリタンと呼んでいます。ピューリタンは、劇や笑い、まさにシェイクスピアが推し進めているものの、致死的な敵であります。ピューリタンは、シェイクスピアの死後、原理主義宗教のもと、何十年も劇場を閉鎖し、音楽、ダンス、5月柱を禁止しています。シェイクスピアは、素晴らしい技術で、時に厳しく、ピューリタンの取り壊しに着手したのです。マルヴォリオが、ただのよぼよぼ執事であるとしたら、残酷すぎます。そして、シェイクスピアが観客に突きつけている見解である、『輝かしい腐敗における愛の倒錯と人生の否定』に立ち向かおうとする際、いじめられているマルヴォリオに同情する気持ちは混乱を生むでしょう。結ばれたカップルのハッピーエンディングを演出したい願いにより軽視されがちな、この素晴らしい作品の最後の2、3行に焦点を当てることが有効です。オリヴィアとオーシーノは、マルヴォリオの登場と、復讐の願いに深く傷つきます。これによりそれぞれの結婚式を延期し、いじめられたマルヴォリオと和解するためにフェステを送ります。なぜこの出来事は軽視されるのでしょうか?なぜフェステの最後の歌は、マルヴォリオに対するものではないのでしょうか?なぜシェイクスピアの問いかけ、『マルヴォリオは変わるのか?または復讐のために叫ぶだけなのか?』は、未解決なのでしょうか?

『楽の調べが恋の糧になるものなら、そのまま奏し続けるがよい』
これは十二夜の最も有名な行であり、音楽は愛を生み、愛は、誰も抵抗できないくらいの大きな力に成長し、しかし、腐敗の可能性もあることを表現しています。私達は、人間であり、そして世の中には女性と男性がいて、そして女性の中にも男性的な部分があり、またその逆もある人間性を享受すべきなのです。このことを否定することは、私達自身の性質を否定することであります。これは、シェイクスピアが、この最大の喜劇に埋め込んだ糧であり、私達に課題を叩き付けています。


キャスト

レイチェル・ミドル

レイチェル・ミドル
Rachel Middle
as ヴィオラ

2016年ITCL「テンペスト」に続き、2回目の来日。ロンドンを拠点とする女優、音楽家。ロンドン市内の『メディエバル・バンケット』でのクイーン役、さらに自身が持つフォーベア!シアターでの活動を始め、ギルバート・アンド・サリヴァンオペラカンパニーの『パイレーツ・オブ・ペンザンズ』に出演するなど、広い活躍の場を持つ。TNTの舞台には今回5回目の出演となる。これまでに『ブレイブ・ニュー・ワールド』のレニーナ役、『クリスマス・キャロル』のベル役、『ハムレット』のオフィーリア役を演じる。

ジャンポール・フルゲール

ジャンポール・フルゲール
Jean-Paul Pfluger
as オーシーノ

2015年ITCL公演「ヴェニスの商人」以来、2度目の来日。弱冠5歳の若さで演技を始める。英国エドワード王子の出席するブロードウェイ公演作品への出演や、ミュージカル『キャッツ』の作曲家として名高いロイド=ウェバー男爵の50歳を祝う誕生会で歌声を披露した経験の持ち主である。

また、ダニエル・クレイグやヘレン・ミレン等を輩出した舞台芸術の次世代の才能を育成する施設、ナショナル・ユース・シアターで講師を勤め、若者の育成に尽力した。 最近の出演作品RSC(ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー)の『ロミオとジュリエット』(マーキュリート役)では英国内ツアーをこなし、2014年、ファシズムの根源を探るモートン・ルー原作の『ザ・ウェーブ』でTNTの舞台に初出演し、イスラエルとノルウェーで公演を行う。

ガレス・フォードレッド

ガレス・フォードレッド
Gareth Fordred
as マルヴォーリオ

2016年ITCL公演「テンペスト」に続き、今回で3回の来日となる。ガレスは2015年ITCL『フランケンシュタイン』でディレクターとしてだけでなくモンスター役として出演。2015年夏にはイギリスでパーマネント・バード劇団の元、屋外ステージにて天候に関わらず『ロミオとジュリエット』のロード・キャプレット役を演じた。晴天の下や雨の中で演じることもいい経験ではあったが、また屋内で演じることができるのも喜ばしいことだと語る。

TNTの舞台では『フランケンシュタイン』のモンスター役、シェイクスピアの『マクベス』ではマクベス役、『空騒ぎ』ではクローディオ/ ボラチオ役を好演し、アーサー・ミラーの『セールスマンの死』ではハワード/ヤング・バーナード役を演じた。ガレスは批評家からの評価も高いクラシカル・シアター・カンパニー、ザ・ファクションの創設メンバーであり、コアアンサンブルも務めている。主な出演作はシェイクスピア作品の『リチャード三世』のクラレンス公役、『マクベス』のマクベス夫人役、『十二夜』のフェステ役、別時期の同公演ではマルヴォーリオ役、フリードリヒ・シラーの『たくらみと恋』のワーム役、『メアリー・ステュアート』のレスター公役、ガルシア・ロルカの『血の婚礼』のウッドカッター役など幅広い役を演じている。映画/
TVでは、ダンサーとして『ジェーン・オースティンズ・エマ』(BBC)、『ロスト・イン・オースティン』(ITV/Mammoth)や『ジ・アザー・ブリン・ガール』(BBC/Universal)に出演。

Jon-Paul Rowden

ジョンポール・ローデン
Jon-Paul Rowden
as フェステ

ジョン・ポールは、16歳でイギリスのナショナル・ユース・シアターのメンバーに加り、俳優としての華々しい幕開けを迎える。その2年後には、ロンドンのローズ・ブルフォード・カレッジで演劇を学び、卒業してすぐに、独特の演出による『ピーター・パン』のナショナル・ツアーに主役として参加。その後、シェイクスピア・グローブ座やエディンバラのロイヤル・ライシアム、ザ・ローリーなど、イギリスだけでなく、ヨーロッパ諸国の一流の劇団の元で活動する。広告では、『マクドナルド』の幸せそうなサッカーのサポーター役から、『キットカット・チャンキー』の頼りないヒーロー・ミンティネーター役まで、幅広く出演している。ジョン・ポールは以前、TNTのツアー『ザ・ウェーブ』に参加しており、この『十二夜』で再び参加できることをとても喜び、誇らしく思っている。

*TNTは、日本以外でのITCL劇団通称です。日本のみITCLを通称としており、ITCLとTNTは同じ劇団となります。

グリン・コノップ

グリン・コノップ
Glyn Connop
as トゥビー

長くTNTと活動を共にしているメンバーの一人。2016年ITCL日本公演「テンペスト」ではカリバンを好演。3回目の来日となる。

ローズ・ブラフォード・ドラマ・スクールで演劇の練習を積み、その後さらにフィリップ・ゴーリエ氏のもとでクラウンの研修を受けた経験を持つ。 過去25年にわたり世界中の劇場を旅して回っているグリンは2001年にTNTに参加。ケン・キージーの『カッコーの巣の上で』でハーディング役を演じた。この劇は大きな成功をおさめ、その後シェイクスピアの『真夏の世の夢』のニック・ボトム役、『ハムレット』のホレイショー役、『ロミオとジュリエット』のロレンス修道士役、さらにレイ・ブラッドベリ原作の『華氏451度』でガイ・モンターグ役を演じた。昨年は『ハムレット』を再演し、ポローニアス役と墓堀役として出演。

TNT以外にも、イングリッシュ・シェイクスピア・カンパニー、M6シアター・カンパニー、 ペンタバス・ケンブリッジ・ツアリング、ナショナル・トラスト・シアター・カンパニー等々の広い活動の場を持つ。さらには役者としてだけでなくシアター・プラクティショナーとしての顔をもつグリンは、6年間東南アジアに滞在し、年齢の分け隔てなくワークショップを開催し、ショーの指導を行った。現在、ポーランドの美しい都市、クラクフに在住し、妻と3歳の息子と共に暮らしている。

シェービン・ダッシュ

シェービン・ダッシュ
Chevin Dash
as オリヴィア

初来日。4歳で演劇を始める。ロンドンのロイヤル・ナショナル・シアターのヤング・カンパニーで研鑽を積み、最高の環境で演劇を学んだ。そこでの経験は11年に及び、『ヒストリー・ボーイズ』のラッセル・トービー氏や作家のマーク・レイブンヒル氏、ディレクターのリチャード・エアー氏など、多くの役者やディレクターから演劇に関する知識を吸収した。

その後、学業に重きを置き、経営学士を取得。だが、演劇への情熱は常に熱く燃えていた。今は自身の夢であった、プロの女優、そして歌手として、舞台などで様々な役を演じている。また、モデルの勉強もしており、多くのアーティスティックな事柄に対し、熱心に挑戦している。

アリステア・ホイル

アリステア・ホイル
Alistair Hoyle
as アンドルー

初来日。主な出演作は、『白雪姫』のランプライト役(ピフ・パフ/テル・テイル・ハーツ)、『民衆の敵』のエベンセン役(チチェスター・フェスティバル・シアター)、『グラス』のバリー役(ハード・グラフト・シアター)、『ブラス!』のアンディ役(シアター・ロイヤル・ヨーク/ツーリング・コンソーシアム)、『ラストダンスは私と』のドニー役(ビル・ケンライト・UK・ツアー)、『ジュリアス・シーザー』のマーク・アントニー役、『マクベス』のマクダフ役(ともにヤング・シェイクスピア・カンパニー)、『ジュリアス・シーザー』のオクタヴィアス役(プリンシパル・シアター・カンパニー)、『ウィスパーズ』のエリック役(フリーダム・スタジオス)、『ロビン・フッド』のブライアン役・スウィング役(ヒス・アンド・ブー)、『ザ・マザー』のパーベル役、『八十日間世界一周』のドクター・ワトソン役(ともにスクープ・シアター)、『春のめざめ』のメルヒオール・ガバー役(ハンドル・ウィズ・ケア)、『ラ・ロンド』の夫役(トリスタン・ベイツ・シアター)、『サタデイ・サンデイ・マンデイ』のドクター・セファコラ役、『ベガーズ・オペラ』のベン・バッジ役、『素晴らしき戦争』のミュージシャン役、『マクベス』のマクベス役、『恋の骨折り損』のビローン役、『ワーニャ伯父さん』のアーストロフ役、『マザー・カレッジ』のスイスチーズ役(すべてイースト15)など、幅広く活躍。
また、テレビでは『レイト・レイト・ショー』、映画では『アナザー・マザーズ・サン』に出演。

音楽

ジョン・ケニー

ジョン・ケニー John Kenny
音楽監督、作曲家、演奏家

1983年よりITCL作品の音楽制作に携わり、ポール・ステビングスとの最初の恊働『キャバレー・ファウスト』で3年間の英国ツアーに同行する。その後も共同制作を行い、数々の公演で世界ツアーを敢行。

作曲家としての活動の場はコンサートホールから舞台、映画音楽と幅広い。フランク・シナトラ、チック・コリアやロンドン交響楽団、ヨーロッパの伝統楽器を使用した音楽グループ、ラ・バンダ・ヨーロッパ等の活動を支えてきた。

演奏家としてはトロンボーン演奏を精力的に行うとともに現代音楽の解説の第一人者として名高い。また、サックバット(中世のトランボーンに似た楽器)の研究やケルト伝統楽器カルニックス(※)の演奏活動にも深く携わり、2003年パリ、スタッド・ド・フランスで約6万5千人の観客を前にカルニックスを独奏した。これらの音楽活動の功績は世界から認められている。数々の単独公演やブロードキャストを行い、2010年には一ヶ月間のアメリカツアーを行うなど活躍ぶりはめざましい。

※カルニックスとはケルト人が戦争の際に使用したホルン楽器。演奏の際は高さ4メートルにも及ぶ。